クレジットカードの付帯保険を利用して、保険代を節約しよう!

クレジットカードの付帯保険を利用して、保険代を節約しよう!

クレジットカードは、海外旅行保険としても使えます。クレジットカードといえば、決済手段というイメージかもしれませんが、付帯しているサービスのなかでも、海外旅行時に役に立つ、『海外旅行保険付帯サービス』(以下、付帯保険)は、特に利用価値の高いサービスの1つです。
海外旅行時には、海外旅行保険に加入する人が大半と思われますが、1週間程度の滞在でも、保険料が数千円と、比較的高額となります。

その一方、付帯保険は、別途保険料を支払うことなく、海外旅行保険と同等のサービスを受けることができます。一方、利用にあたっては注意点もあることから、本コラムでは、実際に利用できる事例を紹介するとともに、利用方法について、注意点も含め紹介していきます。

(飛行機に乗る前に、旅行保険を要チェック!)

海外旅行保険とは?

海外旅行保険とは、海外で発生したトラブルや疾病・けがにおいて、トラブル解決に関わる費用や通院費を、負担してもらうことができる保険のことをさします。

一般に海外で治療を受けると、その治療費用は高額になることが知られており、交通事故で5日間入院しただけでも、200万円を超える支払いとなった事例も知られています(損保ジャパン)。

そのため、もしもに備え、海外旅行保険に加入しておくことは大切なのですが、その保険料は、思っていたより高額になる場合があります。

海外旅行保険に加入、実際いくらくらいかかるか?

例えば、ハワイに7日間旅行で訪れた場合、2,870~3,940円の保険料となります(損保ジャパン)。

また過去、3か月間タイに滞在するため、見積もりを行った時、その見積もり額は、おおよそ5万円となりました。航空券や宿泊費に加え、数千円から場合によっては数万円の保険料は、思いのほか、大きな出費となるのが事実です。

そんなときに、付帯保険を利用しよう

そんなときに、便利なのが、クレジットカードの付帯保険です。例えば、MileagePlusセゾンカードの場合、傷害(けが)や疾病(かぜ)などで、海外において通院が必要になった場合、最大300万円ひ保障してもらうことができます。

また、治療費用のみではなく、賠償責任保険(お店の商品を壊した場合など)、携行品損害(盗難にあった場合など)や緊急アシスタンスサービス(日本語の通じる医療機関を紹介してもらえるなど)といったような、海外旅行保険と同等のサービスの付帯保険が、カードの年会費のみで利用できます(MileagePlusセゾンカード海外旅行詳細保険のご案内)。

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一方で、付帯保険には注意点も

その一方で、やはり無料で使える付帯保険にはいくつか、注意点があることも事実です。
●治療費用が不足する場合がある
●保障日数に上限がある
●利用付帯の付帯保険もある
実際、このように大きく3つの注意点があります。これらの注意点について、詳し区紹介していきます。

治療費用が不足する場合も

まず、1つ目に治療で入院した場合、治療費用が不足する場合がありますが、複数の付帯保険を合算することで、保障の上限を引き上げることが可能です。先ほどの例であげたクレジットカードの付帯保険の場合、上限が300万円です。その一方で、この上限額を超えてしまう事例もまれにあり、急性心筋梗塞で入院した場合、治療費用として1,000万円の保険金が支払われた事例も報告されています(損保ジャパン)。
なお、この問題については、付帯保険の付いたクレジットカードを複数枚持っていれば、解決も可能です。死亡保障をのぞき、大半の保障内容については、金額の合算が可能であり、先ほど紹介したMileagePlusセゾンカード(治療費用:300万円上限)に加え、三井住友プライムゴールドカード(治療費用:300万円上限;三井住友カード)を持っていれば、合算して、600万円を上限に治療費用が支払われます(なお、これらのカードについては合算可能なことを、カードデスクに確認済みですが、みなさんが持っているカードでも可能かどうかは、出国前に確認することをおすすめします)。

保障日数(保険責任期間)が限られている

また、保障日数にも上限があり、最長90日としている付帯保険が大半です。大半の海外旅行は、数か月にわたることはまれであると考えられることから、大きな問題とはなりませんが、90日を超える旅行を計画している場合には、保障日数の上限に注意が必要です。

自動付帯と利用付帯の違い

さらに、付帯保険には大きく分けて、2種類あります。
●自動付帯
●利用付帯
自動付帯とは、出発前に特別な手続きを必要とせず、海外旅行中の事故等について、保障を受けられるものをさします。
一方、利用付帯とは、付帯保険を利用したいクレジットカードで、旅行代金等を支払う必要があるものをさします。なお、ここで言う旅行代金とは、ツアー代金や航空券代をさすことが大半ですが、空港までの切符代などでも認められる事例もあるため、必要に応じて、カードデスクに問い合わることをおすすめします。

クレジットカードの付帯保険を使用した事例

実際に、クレジットカードの付帯保険を利用した事例を2つ紹介します。
●スリランカ旅行中、急に発熱した
●タイ旅行中、犬にかまれてしまった
どちらの事例でも、付帯保険があったために、スムーズに病院で治療を受けることができました。実際に、どのような手順で利用したのか、見てみましょう。

急に発熱。急遽現地の病院へ

1つ目は、スリランカ旅行中に、急に発熱してしまったときの話です。出国前から体調不良を感じていたものの、すでに航空券等も予約していたことから、そのまま出国しました。しかし、スリランカについてみると、だんだんと体調が悪くなり、最終的には、39度を超える高熱になってしまった事例です。
クレジットカード付帯保険のコールセンターに電話で相談をしたところ、最寄の病院の予約と通訳の手配を、その場でしていただくことができました。また、病院では診察ののち、支払いをする必要もありませんでした(病院は、保険会社に直接請求をするため、利用者は一切支払いをする必要はありません)。

犬と遊んでいたら、かまれてしまった…

2つ目の事例は、タイでの滞在中の話です。タイを含め、多くの国では『狂犬病』に注意が必要です。発症した場合には、ほぼ100%死亡するといわれる危険な病気です。
犬をなでていたところ、もともとけがをしていたところを甘噛みされてしまいました(狂犬病が残っている国では、まずあまり動物に近寄らないのが一番です!)。念のため、付帯保険のコールセンターに相談し(このように、医療的な相談もしてもらうことが可能です)、最寄の病院と通訳の手配まで、おこなっていただくことができました。また、狂犬病発症の予防には、狂犬病ワクチンを複数回接種する必要があり、タイの場合、0,3,7,14,28日目の計5回接種する必要があります(狂犬病の予防について|国立国際医療研究センター病院)。そのため、計5回分の予約まで、初回の相談でとってもらったことにより、その後、スムーズに通院することができました。

(犬など、動物には要注意!。実際に狂犬病にかかっている犬ではありません)

付帯保険はサービス!賢く利用しよう!

クレジットカードといえば、支払いに利用するものというイメージが大きいかと思いますが、実は、決済手段のみでなく、多くのサービスがクレジットカードにはついています。今回は、その中でも、海外旅行時に使用できる付帯保険の例を紹介しました。海外旅行に行く際、わざわざ海外旅行保険に加入せずとも、海外旅行保険と同等のサービスを、クレジットカードの付帯保険で受けることができ、このサービスは年会費の内に含まれています。
治療費用の上限、保障日数や、旅行代金を支払わないと保険が利用できない場合(利用付帯の例)など、注意すべき点はありますが、日ごろからよく海外旅行に行く方にとっては、利用しないともったいないサービスの1つですから、ぜひ今後機会があれば、利用してみてはいかがでしょうか?